カーテンの洗濯
その他のカーテン・ブラインドのお手入れ
1年に1回は念入りにお手入れしましょう
レースのカーテンは少なくとも半年に1回、ドレープなどの厚地のものでも1年に1回は洗濯するようにしましょう。
最近はポリエステルなどの洗える素材が多くなっていますが、水洗いできない素材(たとえば収縮率の大きい綿素材や、風合いが大切なウール系の素材)もあります。洗濯の前にカーテンの裏側についている洗濯絵表示と収縮率を確認し、適切な方法で行いましょう。
(「収縮率=1%」とあれば、丈が2メートルのカーテンの場合、初回の洗濯で約2センチ縮むということです) 手作りのカーテンやオーダーカーテンなど、洗濯絵表示がない場合の目安は表の通りです。素材がはっきりしない場合は、信頼できるクリーニング店で品物を見せて洗濯法を確認します。
洗濯絵表示の例 | |
---|---|
液温は40℃を限度とし、洗濯機による洗濯ができる | |
液温は30度を限度とし手で弱く洗う(洗濯機は使用不可) | |
水洗いはできない | |
ドライクリーニング可。 溶液はパークロルエチレンまたは石油系を使用 |
|
手絞りの場合は弱く、遠心脱水の場合は短時間で | |
塩素系漂白剤による漂白ができる |
家庭での洗濯のしかた
- 1.
- フックを全部はずします。
- 2.
- 洗いおけに洗剤液をつくり、軽くたたんだカーテンを入れます。
- 3.
- 手で押し洗いします。
- 4.
- すすぎは水を代えて同様にします。
- 5.
- 軽く脱水し手早く取り出します。
- 6.
- レースなどの薄手のものは、そのまま元のカーテンレールに吊るして自然乾燥。厚いものは外で干し、生乾きの状態になったらレールに吊るします。(こうするとシワにならずにきれいに仕上がります)
洗濯機を使用する場合は、カーテンを蛇腹状にたたんでネットに入れ、弱水流洗いをします。洗濯時間は大きさや素材で違いますが、薄いレースなどは短め(2~3分)です。
洗剤液につけておくだけで汚れが落ちる洗剤もあります。これなら大きなカーテンも楽に洗えます。
大きいものはバスタブに入れ湯かき棒で押すとよい | |
カーテンやタオルケット用の大きいサイズの ネットに入れて洗濯機へ |
こんな汚れにご注意
- 1.
- キッチンの油汚れは洗濯してもきれいに落ちません。信頼できるクリーニング店でドライクリーニング(石油系)をしてもらいましょう。
- 2.
- タバコのヤニは水洗いでもドライでも落ちません。ポリエステルの白いレースカーテンは漂白剤である程度白くなりますが、それ以外は元の色にもどすのは不可能です。
- 3.
- コーヒー・紅茶がカーテンにはねてしまったら、すばやく水をつけた布でたたくようにしてふき取ります。水の代わりに洗剤液や酢を使うのも効果的です。時間が経ってからでは落ちませんので気をつけましょう。
カーテンの種類と洗濯の仕方 | |||||
---|---|---|---|---|---|
種類 | 特徴 | 主な素材 | 水洗い | ドライ | 洗濯回数 |
レース | 透視性のある薄手のカーテン | ポリエステル | ○ | ○ | 半年に 一度 |
ケースメント | ドレープとレースの中間 | ポリエステル | ○ | ○ | 半年に 一度 |
ドレープ | 太い糸で織った厚手のカーテン | ポリエステル | ○ | ○ | 一年に 一度 |
ウール系など | × | ○ | |||
プリント | 無地に模様を染めたもの | 綿 | × | ○ | 一年に 一度 |
特殊カーテン | 特殊加工した遮光・遮音カーテン | ポリエステル | ○ | ○ | 一年に 一度 |
樹脂を裏打ちしたもの | ○ | ○ |
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